心身のストレスが原因となる緊張型頭痛|専門機関での効果的な治療

男の人

認知行動療法と理学療法

看護師

専門の神経内科や頭痛外来などでは、薬を処方しての治療のほかに、認知行動療法を用いての治療方法を行ないます。精神へのストレスが原因となる緊張型頭痛ですから、特定の行動を繰り返し行なうことで、精神へのアプローチができる認知行動療法は高い効果をもたらします。認知行動療法では、筋肉の緊張の具合を機械で調べる方法を行ないます。普段自分の筋肉がどれだけ緊張しているかは、多くの人が自分では気がつかないものです。どれだけ筋肉が緊張しているかをグラフや数値で分かりやすく示すため、誰もが自分の体がどれだけの問題を抱えているか把握できます。自分の体の異常を意識させることで、体の緊張を意図的にほぐさせることが認知行動療法のねらいです。機械によってリアルタイムで筋肉の状態を示すことで、無意識に行なっていた筋肉の緊張を解くことができるのです。また、神経内科などの医療機関では、他にもリラクゼーションによる治療も行なっています。心地よいアロマの香りや音楽など使用することで、患者のストレスを和らげ、緊張を解きほぐすことができます。リラクゼーション治療によってどれだけストレスが減ったか、筋肉の緊張を調べる機械によって視覚的に見られるので、緊張型頭痛が徐々に治っているという意識を持たせることができるでしょう。緊張型頭痛を始め、精神的な問題が端を発する病はネガティブな意識によって症状が悪化してしまいます。頭痛による痛みがストレスを生み、さらにストレスが頻繁に頭痛を引き起こさせるという負のサイクルに陥ってしまうのです。認知行動療法では、各種機器で計測したグラフを見せることで、治療がうまくいっているというポジティブな意識を根付かせられます。ポジティブな意識はストレスを軽減させ、それにより緊張型頭痛が起きる頻度も少なくなるため、高い治療効果が得られるのです。

認知行動療法による治療のほかに、緊張型頭痛の治療法として理学療法が挙げられます。牽引とよばれる物理療法により、肩や首の筋肉をほぐすことができるのです。認知行動療法による方法に加え、これらの理学療法を行なえば、精神面と肉体面のストレスを効果的に改善させることができるでしょう。筋肉をほぐす方法として、ほかにも指圧や鍼灸といった東洋医学を用いた治療も効果的です。無理なく体の筋肉の緊張を取り除けるので、長期に渡る緊張型頭痛の症状を和らげることができるでしょう。機械を使っての治療法も、専門の神経内科や頭痛外来では行なわれています。高周波治療器や、温熱治療器を使用することで、体の筋肉を効果的にほぐすことができるでしょう。高周波治療器は、電気的な刺激を筋肉に与える機器です。医師の手によってもみほぐすよりも、高い治療効果が得られるでしょう。温熱治療器は熱によって血行を促進させ、筋肉の凝りを解消します。肩や首の筋肉が緊張することで血流不足となり、頭痛が発生するのが緊張型頭痛の特長です。温熱治療器によって血液の流れがよくなれば、緊張型頭痛の症状を効果的に改善させられるでしょう。また、温熱治療器や鍼灸などの治療ではリラクゼーション効果も与えられます。肉体の負担を取り除き、精神的なストレスも緩和させられるので、緊張型頭痛に対して高い治療効果が得られるのでしょう。